空中に浮かぶ~森、空、自然、建築美~を集めた「禅坊靖寧」でリトリート体験【前編】

ぜんぼうせいねい 未分類

たかが手帳、されど手帳…2023

みなさん、こんにちは!アオテアロアです!
9月になりました…夏から秋に変わる時期ですが、まだまだ残暑が厳しい毎日です。

最近、インスタを見ていると手帳を可愛くデコレーションする画像をよく見かけるので、ちょっと見てみたところ、手帳のページをとても可愛くコラージュしていたので私もやってみたくなりました。

ここだけの話ですが…今年の手帳、1~2割しか書いていないのです。なのに、新しい手帳を買いに行く時は、いつも「毎日」書く気満々(笑)

9月初めに来年の手帳が並び始めたのでLoftの文具コーナーへ。
いろいろ手帳を見ていたら、手帳のそばに置いてあった本に目が止まりました。

スケッチジャーナル

「スケッチジャーナル」という本で、作者が病気で入院をしているときに気晴らしに絵を描き、その絵を手帳に描くようになったら自分の世界が広がり、いろんな発見や気付きがあったので続けていたら、本を出すまでになったとか…

力強い文字や味のあるイラストに惹かれ、読んでいるうちに私も頑張ればできるかな?と思えてきました。さらに読み進めていくと、手帳に記録を残すことは、実は奥が深いということがわかりました。

いつも何かを始める時は「よしっ!やるぞ!」と気合が入るのに、何をやっても三日坊主。
それでも「楽しく準備をする自分はエライ」と、自分で自分を褒めています(笑)来年の手帳も続くかどうかわかりませんが…

いろんなことを考えながら片っ端から手帳を手にとり、その中から気に入ったものを見つけたので即購入!今まで仕事用には百均の手帳を使っていましたが、来年の手帳は良いものを買いました!

手帳

そして「スケッチジャーナル」を読んで、添乗の思い出をノートに描いてみようと思いつき「思い出記録用」ノートも購入。それを書くための書き心地の良いペンを買い、イラストを色鮮やかにするための色付きペンやデコレーションのためのマスキングテープ、かわいいシール、付箋…あれこれ買いまくったら、めっちゃ散財してしまいました(笑)

文房具

今回、スケッチジャーナルを読んで、どんな手帳を買うか、いろいろ悩みました。なぜなら、毎年、手帳を最後まで書き続けられないからです。その原因が2つあることに気付きました。1つは「今、使っている手帳が自分にあっていない」、2つ目は「手帳の時間を確保していない」です。

時間管理をしたいという気持ちが常々あったので、世間一般に時間管理に効果があると言われている「バーチカルタイプ」の手帳を2年連続で買いました。でも、このバーチカルに時間を書くのがどうも苦手で、時間が決まっている仕事の時間、起床と就寝の時間だけは書けるけど、その間のスキマ時間がなかなか埋められない、どう書いていいかわからない…夜になると、スキマ時間に何をしたか思い出せない、そして書くのをやめてしまうの繰り返し…

そして、やっと気が付きました。
「私にはバーチカルタイプはむかないんだ!」
このことに気付くのに2年も費やしました…

デイリー手帳※デイリー手帳

来年の手帳は1日1ページのデイリータイプを購入、時間管理よりも記録を優先することにしました。1日1ページだと書くスペースがたくさんあるので、文章でもイラストでも好きなものを描けるし、書く気分じゃない時はシールを貼ったりスタンプを押すだけでも良い、そして気になる時間管理は空いているスペースに自分の書きやすい方法で書けばいい、あまり難しく考えずに、来年は毎日書き続けることを優先しようと思います。

問題の手帳を書くための時間確保はどうするか…

みなさんは携帯のスクリーンタイムを設定されていますか?これは1日に何時間画面を見ていたかが分かる機能です。私の場合、携帯だけで1日平均4時間…さらにiPadもあり、こちらも1日平均4時間…あれ?これって、仕事と食事以外の時間、ほとんど見てない?というか、合計8時間も見ているの???

おそろしや~~~!

でも、やっぱりどう考えても「8時間」はおかしいと思い、ネットでいろいろ検索したら、スクリーンタイムの「デバイス共有」がオンになっていたので、携帯とiPadの合算時間が両方に表示されていたことが判明、それでも1日平均4時間は見過ぎです!

以前紹介した「スマホ脳」にネットの中毒性に対する忠告が書いてあったのに、いつの間にかその罠にハマって、どっぷりネットの世界に浸かっていました…まずはここから脱出せねば!

スマホ脳

もともと書くことは好きなので、スマホをやめて手帳タイムを取れば、毎日手帳も書けるはず!

テレビも消して、携帯も閉じて、その日の気分に合った音楽を流してパソコンに向かえば、こうしてブログも書けるのだから…みなさんもネットに貴重な時間を盗まれないようにお気をつけ下さい!

リトリートって何??

会社から「日頃の疲れを癒やしてリトリート体験しませんか?」という案内メールが来ました。
リトリートって何?というところから→ネット検索→意味は…

リトリートの語源は英語のリトリートメント(retreatment)

辞書で調べると「退却」「後退」「静養先」「隠れ家」「避難所」「潜伏場所」などの意味があります。最近は欧米では「仕事や日常生活から離れてリフレッシュする時間を持ち、疲れた心と体を癒やしてリセットする」という意味で使われているそうです。

観光旅行とは違い、自然を感じる場所でヨガや軽い運動などをして優しく体を動かし、瞑想をして心を落ち着かせ、普段とは違う栄養がたっぷり入った食事で体を満たし、ゆったりとした時間を過ごす…
自分自身と向き合い、自分自身と語り合う…
自分のために自分に良いことをする…
それがリトリートです。

みずうみ

ニュージーランド・・・どこだったかな?多分、ワナカ湖

 

この年になってから思うのは、若い頃はこういう時間ってなかなか持てなかったなと。自分と向き合うことよりも、目の前の仕事やイベントの方が大事だと思い込み、自分と向き合うことを避ける傾向が強かったように思います。

いや、避けるというより、忘れようとしている…
ようは自分という存在について真剣に考えることがなかったということです。

この歳になって、やっと自分のこと、自分の人生について、考えられるようになってきました。自分と向き合うことは簡単なことではないですが…これなしで、人生で何かを成し遂げることはできないと思います。

みなさんは自分自身と向き合っていますか?
内なる自分と会話をしていますか?

自分と向き合って見えてくることは人それぞれ違うと思います。生きている環境が違うので…
でも、ひとつ言えることは「毎日が幸せ」だということです。幸せの基準も人によって違うと思いますが、みなさんは毎日、幸せですか?

幸せって派手なものではありません。空気みたいな存在、目に見えないし、いつも当たり前のようにそこにあるもの、でもなくなったら悲しくなったり、苦しくなったり、さみしくなったり、不安になったり…

何事も失う前にそのありがたさに気付くことができたら、そのありがたさを噛みしめることができます。失ってから、それが大切なものだったのだと気付いても、噛みしめることはできません。だから、自分と向き合う時間は大事です、いろんなことに気付くために…。

※ドイツ:ロマンティック街道 ヴィース教会

会社からのメールを読んでいろいろ調べて、しばらく考えた後、リトリート体験をしに行ってみよう!と、メールを開いたら…なんと満席!

ガーーーーン!

すぐに申し込みをしなかったことに後悔しました。まだ日があるからキャンセルが出るかもしれないと、暫く様子を見ることにしました。

昼休みと仕事終わりにメールを開いては申し込みができるかをチェックする毎日。もうダメかな…キャンセル待ちはできないのかな…と半分諦めかけた時「申込みボタン」が目に飛び込んできました。今だ!ということで即ポチ!

教訓:考えすぎてタイミングを逃すな!

今回のことがあってから、行きたいイベントや行きたい場所へは、先延ばしせずにすぐ行動するように心がけています。

こうして行くことになったのが、淡路島にある「禅坊靖寧」です。

集合場所で思い出した添乗話…

当日、三宮から貸切バスが出るということで、小一時間くらい早めに着くように家を出ました。もし何かの事情で電車が止まってしまったら…と考えると、ギリギリで行くより早めに行って近くのカフェでお茶でもして過ごせばいいかなと、早めに家を出ました。

予定通り、早く到着したのでカフェで本を読みながら時間を過ごし、いざ集合場所へ。

添乗員をしていた頃は、集合場所でお客様を待つ立場だったのに、今回は逆の立場、なんだか変な感じです。「手書きの看板」を持ってバスの前に立っていた係の人に名前を言って受付を済ませ、バスに乗車しました。

そういえば、ある修学旅行へ行ったときに、M支店長が「手書きの文字はだめ、見にくいから」と言って、必ずプリントしたものを用意していたことを思い出しました。

M支店長のカバンには「1組」「1班」「男子」「女子」「食事会場」など、必要になるかもしれないキーワードをプリントしたA4紙とそれを張るためのテープ、必要に応じてクリアケースまで用意していました。添乗員さんならピンとくると思います。これらの用紙をどの場面で使うのか(笑)

先生がほしいといったものは、ほとんどすべてM支店長のカバンの中から出てきました。まるでドラえもんのポケットのように!唯一、出てこなかったものが「賞状」でした。

ある先生が「ゲームで優勝した班に賞状を渡そうと思っていたのに用意をするのを忘れていた」とM支店長に相談にきました。それを聞いたM支店長は「こちらでご用意しますので」と、にこやかに先生に返答し、先生が立ち去った後、私に「横書きの賞状、筆ペン」を買ってくるように命じられました。できれば百均で、出費を抑えるために…

外は激しい雨…夏で蒸し暑くてジメジメしていて、ちょっと歩いただけで汗と雨で服が濡れてしまい、今すぐにでも着替えたくなりました。雨の中、歩いて15分ほどの距離にあった百均へ行きました。筆ペンは見つかったものの「横書き」の賞状は見つけられず…ただ、縦書きの賞状があったので、M支店長に縦書きの賞状では駄目ですかと尋ねたところ、横書きが望ましいとのことでした。

文字を縦書きで書くのは難しいから、横書きの賞状の方がいい…というM支店長。確かに、賞状を書く先生への気遣いとして言いたいことはわかりますが…
そのために私は横書きの賞状を求めて、雨が強まる中、百均を何軒も回ることになりました。もう近くには百均がないので電車に乗って隣町へ…

移動するための交通費と「横書き」賞状を探す時間がもったいない!というのが私の本音でしたが、そんなことは簡単に口に出して言うことはできません…これも仕事です(涙)

この店にもない、こっちの店にもない…賞状を探すのに、くたくたに疲れ果ててしまったので、もう百均巡りをやめ、賞状を売っていそうな文房具屋さんに行きました。

M支店長に電話をかけて「百均にこだわらなければ、横書き賞状1枚600円で買えるお店を見つけました。それとも買わずにまだ百均めぐりをした方が良いですか?探すならまた違う街へ行かなければいけないので更に交通費がかかります」というと、さすがにM支店長もここは折れて、見つけた文房具店で横書きの賞状を買ってもいいという許可を出してくれました。こうして、やっと横書きの賞状を買うことができました。そして、先生が書き損じた時のための予備の賞状も買いました…

ホテルに戻るとM支店長は爽やかな笑顔で先生のところへ行き、賞状と筆ペンをお渡ししました。

M支店長「先生、こちらの賞状でよろしかったでしょうか?縦より横のほうが書きやすいかと思い、横書きの賞状をご用意いたしました」

先生「いやぁ、賞状を用意してくださった上に、気を遣って下さって、ありがとうございます!」
先生が早速、賞状を書き始めました。

M支店長「先生、字がおきれいですね」
先生「実は賞状書法(賞状を書く資格)を持っているのでよく頼まれるんですよ。だから賞状は書き慣れていて、縦でも横でもどちらでも書けるんです」

M支店長、聞こえましたか~~~!!!
「横書き」の賞状にこだわらなくても良かったんですよ~~~!
気を遣う前に、縦書きか横書きかを先生に確認しても良かったのでは~~~!
私のこの疲労と、濡れながら横書き賞状を探した時間は何だったんだ~~~!
↑↑↑わたしの心の叫び(涙)

M支店長の「気遣いのアンテナ」は会社一だと思います、今でもそう思います。でもこの時ばかりは、アンテナがちょっとずれていたなと思いました。業務が一段落して一息ついた時、私が賞状探しでクタクタに疲れているのを察して、M支店長が冷たいお茶を差し入れしてくれました。冷たいお茶を飲んだら、疲れも怒りも少しおさまりました(笑)

手書きの看板を見ただけで、私の頭の中はあの時のことが鮮やかによみがえってきました。M支店長のドラえもんのポケット、一度中身を全部見たかったなぁ…できる営業マンほど、小さなカバンにたくさんのものを詰めています。

小さいと言ってもA4サイズが入るビジネスバッグですが、たとえ2泊3日の添乗でもビジネスバッグひとつだけです。お泊りセットも書類も必要なもの全部、そのカバンの中に入っています。リュックや旅行かばんは持ってきません。

なぜ?と思われた方、大きなカバンを持っていたら、お客様に「重たそうなカバンを持って大変ですね、大丈夫ですか?」と声をかけられるからです。それに荷物が大きいと身軽に動けない、常に荷物を持って移動するため、いつでも持って歩けるカバンがマストです。

M支店長は、常に先回りをしてお客様が必要なものを完璧に用意し、必要なタイミングでお渡しをする、お客様に余計な心配をかけない、お客様の前ではにこにこ、一瞬たりともお客様の前では気を抜かない、を徹底していました。その結果、先生方からの信頼度は「100%」、簡単に真似できることではないです。今思い出しても、すご腕営業マンだったなと尊敬しています。

全員が乗り込むと、バスは静かに出発しました。

「禅坊靖寧」まで約30分。今回、半日滞在ツアーに一人参加をしました。久しぶりに乗るバスにテンションも上がってきて、ワクワクしてきました。

どんなところかな?
どんな体験ができるのかな?

慣れないひとり旅にちょっと不安もあったけど、自分で「行きたい!」と決めて行動したので、こうしてバスに乗っているだけでも満足感がこみあげてきました!

写真をたくさん撮ってきたので、ぜひ「禅坊靖寧」のリトリート体験を一緒に楽しんで下さい!
続きは【後編】で!
(^^)

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