コーヒー好き必見!世界一美味しい、幻のアイスコーヒー!

イタリア

帰れ、ソレントへ!

みなさん、こんにちは!
アオテアロアです。
毎日暑い日が続いていますが、いかがおすごしでしょうか?

いろいろ書こうと思いつつ、書きかけの文章をそのまま置いていたら時間だけがたってしまい、毎日がものすごいスピードで過ぎていきます。

先日、中学校の校内を巡回していたら、音楽室からイタリア民謡の「帰れ、ソレントへ」が聞こえてきました。なんと懐かしい歌…ふつふつと懐かしさが2つ、込み上げてきました。

一つはイタリア添乗です。添乗でイタリアへ行っていた時、バス車内でよくカンツォーネを流しました。「帰れ、ソレントへ」はカンツォーネディナーでもよく歌われる曲のひとつです。

もう一つは、中学校の歌のテストで「帰れ、ソレントへ」を歌ったことです。遠すぎるずっと昔のことをふと思い出したのは、歌を聞いた場所が音楽室前だったからかもしれません。
中学生だった私は、イタリアって遠いのかな?ソレントってどんな所だろう?海の近くらしいから港町かな…などと想像を膨らませました。

昭和時代の中学生にはiPadもグーグルマップもありません。ただただ自分の頭の中で想像するしかなかったのです。想像したソレントを思い浮かべながらテストでこの歌を歌いました。
あの時は自分が将来、大人になって何十回もイタリアへ行ってカンツォーネを聞くことになるなんて、私も含めて誰も想像していなかったと思います。本当に人生は何が起こるかわかりません…

イタリアのことも、カンツォーネのことも、よく分からずに歌っているのであろう生徒たちを見ながら、この子たちも将来、イタリアへいくことがあるのかなぁ…などと想像してしまいました。

以前も書きましたが、半年ちょっと前からDRillというオンライン絵画サロンで絵を描いています。今月の課題は「YELLOW」、何を描こうかなといろいろ考えていたら、イタリアのあるお店を思い出しました。添乗を離れて数年たつのに、ふと思い出せば鮮明に記憶がよみがえってきて、それを絵に描きたくなりました。

黄色のドレス

「イタリア」のアイスコーヒー

暑い夏の時期にイタリアを訪れると、お客様によく聞かれる質問がありました。
「イタリアにもアイスコーヒーはあるのですか?」

私はコーヒーをブラックで飲めないのであまりコーヒーに興味がなかったのですが、お客様の質問に答えるのが添乗員。初めてこの質問を受けた時にガイドさんに聞いたら「あるのはあるけど、マイナーだからすべての店であるかはわからない」と言われた記憶があります。

イタリア人のコーヒーと言えば「エスプレッソ」です。コーヒーがギュッと濃縮された、味の濃いコーヒーです。アメリカンコーヒーのような水で薄める?コーヒーはコーヒーではないというのがイタリア人の考えです。だからスターバックス1号店がオープンしたのも2018年と、他国と比べると遅めの進出です。

抽象画

日本のアイスコーヒーとはちょっと違うけれど「イタリア」のアイスコーヒーならあるよとガイドさん。え、どんなコーヒー??と聞くと、アイスコーヒーだけど氷が入ってないと言われ、ますますどんなコーヒーなのかわからなくなりました。お客様にはガイドさんに教えてもらった通りに説明し、イタリア語でアイスコーヒーと書いたメモをお渡ししました。お客様は「早速、飲んでみます!」と嬉しそうにメモをカバンにしまいました。

最終のフリータイムで集合場所に戻って来られた例のお客様から「飲んできましたよ!イタリアのアイスコーヒー!濃厚でとても美味しかったです!日本のアイスコーヒーと全然違ったけど、こういうアイスコーヒーもあるのだなと。やっぱり現地でしか味わえないものって良いですね!」と目を輝かせて感想を聞かせてくれました。

コーヒーに興味はないけれど、飲んだお客様がこんなに嬉しそうに話すのだから、これは一度飲んでおかねば…という思いにかられ、次のイタリア添乗でイタリアのアイスコーヒーを飲んでみようと心に決めました。

有名なコーヒー専門店、タッツァ・ドーロ

次にイタリアに来たのは…実は次の添乗もイタリアだったので、数日後にまたイタリアに戻ってきました。やはり、今回もアイスコーヒーの質問を受けたので、今度はお客様と一緒にイタリアのアイスコーヒーを飲みに行くことにしました。

ローマでのフリータイム…ローマで時間がある時は、いつもナボーナ広場にいる天才似顔絵師レオナルドの絵を見に行くのを楽しみしているのですが、解散場所からナボーナ広場へ行く途中にローマで一番美味しいという有名なコーヒー店があるので、そこで飲むことにしました。そのお店が「黄金の一杯」という店名のタッツァ・ドーロです。

タッツァドーロ

お客様にはいつもタッツァ・ドーロを「黄色い文字の看板と、コーヒー豆を蒔いている女性が目印です!」と説明していました。お客様が「コーヒー豆を蒔いている女性??」という顔をすると、「行けばわかりますから」というとお客様は首をかしげながらお店へ行き、帰ってきたら「コーヒー豆の女性、すぐにわかりました!」とよく写真を見せてくれました(笑)

この日はコーヒーが大好きな新婚さんと私の3人でタッツァ・ドーロへ向かいました。道中、コーヒーの話をしていると、ブラックが苦手な私がミルクなしのコーヒーを飲みきれるのか?内心ちょっと心配にはなってきました。でもコーヒー好きなお客様の前でコーヒーを残すことはできない…飲めそうにない時は息を止めて一気に流し込もう…飲んだ後はどんなに苦くても、顔がひきつっても「笑顔」を作る…など、いざというときの対策を考えながらお店へ向かいました。

お店に着くと、コーヒーの香ばしい香りが漂ってきました。コーヒー好きの奥様が「うわぁ!いい香り!絶対に豆を買って帰ろうね!」と目を輝かせました。

「とりあえず、先にアイスコーヒーを飲みますか?」コーヒーの香りが脳を刺激してきます。
「先にレジでお会計をして注文をするので、列に並びましょう」レジにはすでに行列ができていました。店内にはコーヒー豆やコーヒー関連グッズがたくさん並べられていて、コーヒー好きにはたまらない内装と雰囲気でした。

レジの順番が来たので早速イタリアのアイスコーヒーを注文「un caffè shakerato per favore!」イタリア版アイスコーヒーはCaffè shakeratoカフェシェケラートと言います。値段はうろ覚えですが確か1.8ユーロくらいだったと思います。
イタリアではお会計とコーヒーを淹れる人は別々なので、先にお会計を済ませ、レシートをカウンターへ持って行って注文をします。

新婚さんも無事に注文を終え、私たちは混雑する店の中、レシートを持ってカウンターへ行きました。カウンター内では店員さんたちが忙しそうに対応していました。そんな中、テキパキと動いていた笑顔が素敵な年配のスタッフと目が合いました。すかさず大きな声で挨拶をしました。「ボンジョルノ!」どこの国へ行っても挨拶は大事です。

忙しそうにしながらもレシートを出すようジェスチャーしてくれたので、カフェシェケラート3杯分のレシートを渡しました。ちょっと待ってのジェスチャー。
狭い店内は世界中からやって来た観光客で賑わっていました。話す言葉もバラバラ、英語もイタリア語もできない人たちもたくさんいます。でもお店の人たちは言葉の壁を超えてジェスチャーを交えながら忙しい中、ちゃんと接客をしていました。これって、すごくないですか!

コーヒー店

少し順番待ちをした後、私たちの番が回ってきました。「砂糖は?」と聞かれ、私「入れます」、新婚の奥様「私は少しだけ」、旦那様「砂糖なしで」。店員さんが「ちょっぴりでも砂糖を入れたほうが美味しいよ!」とアドバイス。旦那様「じゃあ、ちょっぴり!」

店員さんは笑顔でうなずくと、気合を入れて早速作ってくれました。この作り方が斬新すぎて衝撃を受けました…

カフェシェケラート

なんと、このタイミングでなぜか?カクテルを作るシェーカーが登場。
何が始まるのか?と興味津々に見ていたら…なんと、引き立てのエスプレッソをシェーカーに投入!!!
「えー!!!」
熱々のエスプレッソ、そこに入れる~???
次に砂糖をどばー!!!
それを見てまたしても、え~、そんなに入れる~!!!
そして極めつけは、そのシェーカーに
「氷、投入!!!」
なんじゃこれは~???

店員さんは真面目な顔をしてシャカシャカし始めました。
アイスコーヒーって、氷が入っていないとは聞いていたけど、まさか、シェーカーでフリフリ、シャカシャカして冷やすの???私は放心状態でその光景を眺めていました。これでもかというくらいフリフリした後、目の前に出されたのは

「カ・ク・テ・ル・グラス~!!!」

まさか、まさか…

店員さんは慣れた手つきでシェーカーの蓋をあけると、少し泡立ったエスプレッソをカクテルグラスに注ぎ「はい、どうぞ!」と私の目の前に差し出しました。

「……これが、イタリアの、アイスコーヒー…」

コーヒーをカクテルグラスで頂くという発想がなかったので、これも衝撃でした。

さっきまで挽きたて熱々だったエスプレッソが、今は冷たくなりお上品にカクテルグラスに収まっています。その上にエスプレッソ色の泡がふわっとかぶさっていて、もはやアイスコーヒーであることを忘れてしまうくらい、想像したものとはまるで違うものが出てきました。

新婚さん「早く飲んでみて下さい」
店員さんも「時間がたつと砂糖が沈むから、ほら、早く飲んでみて!」
みんなが見守る中、ゆっくりと口の中にコーヒーを流し込むと…

全身に衝撃が走った~!!!
「なっ、な、なにこれ~、うっ、う、うますぎる~~~!!!」

濃縮されたコーヒーが口の中に入った途端、今まで飲んだことがないような心地よいコーヒーの味とともに、ふわっと漂う上品なコーヒーの香り、脳内にまで香りが届いたのと同時にコーヒー農園でコーヒー豆を蒔いている女性の姿が頭の中に…そしてコーヒーを追いかけるようにして口に入ってきた砂糖が、コーヒー独特の苦味をまろやかにする…

ゆっくり味わいながらゴクリ、と冷たいコーヒーを飲み込むと…
「あぁ、なんて美味しいの!」
コーヒーの味をしっかり味わえるちょうど良い冷たさ!
イタリア人のコーヒーへのこだわりが凝縮された一杯でした。
味わいながら飲んでいたつもりなのに、あっという間に飲んでしまいました。

そんな私の様子を見ていた新婚さん、自分たちのカフェシェケラートを待ちきれない状態に(笑)
「そんなに美味しいのですか?」と奥様。
「こんな美味しいアイスコーヒーを飲んだのは人生で初めてです。私はコーヒーを美味しいと思ったことが正直ありませんでした…でもこれは違います。本当に美味しい。今まで飲んできた黒い液体は、偽物のコーヒーだったのではないか?と思うくらいです」

あとに続いた新婚さんの超激感動の様子は、しっかりカメラに収めました。こうして3人で美味しすぎるカフェシェケラートの感動をシェアしながら、人生で忘れられない一杯に感謝しました。

噴水の彫刻


イタリアでは飲み物に氷を入れてキンキンに冷やして飲む習慣がなく、また氷が溶けるとコーヒーが薄まって美味しくなくなるという考えから、日本で飲まれるようなアイスコーヒーは飲まれていません。でも暑い時は冷たいコーヒーを飲みたい!と思うのは同じみたいで、シェーカーでフリフリして冷やすコーヒーが作られるようになったようです。

この体験以降、夏になると「カフェシェケラート」をお客様にお勧めしてきました。カフェシェケラートを飲んだお客様はみんな美味しかったと喜んで下さいました。でも、このことが悲劇を生むことに…涙

幻のカフェシェケラート

また夏の暑い時期にイタリアへ行った時のこと。
ちょうどローマでフリータイムがあったので、お客様にあの感動する美味しさのカフェシェケラートの話をしたところ、30名以上のツアーだったのですが、多分ほとんどのお客様がカフェシェケラートを求めてタッツァ・ドーロへ行かれました。多分というのは、はっきりした人数はわからないけど、その根拠となる事実に遭遇したからです。

一通り、私もローマのフリータイムを満喫した後、集合場所へ戻る途中にタッツァ・ドーロへ立ち寄りカフェシェケラートを飲んでいこうと思いました。レシートを持って注文に行くと、店員のお兄さんが「え~!お前もカフェシェケラートか!勘弁してくれ~!一体、今日俺は何杯カフェシェケラートを作ったと思っているんだ~!」と泣きそうな顔で訴えてきました。

「見てくれ!もう手が腱鞘炎になってシェーカーが振れないよ、あと10分で俺の勤務時間は終わりなのに、このタイミングでカフェシェケラートかよ~!仕事が終わったらすぐ病院へ行かないと手が使えなくなるよ~」

イタリア人らしく??「痛い痛い!」と、笑えるくらいのオーバーリアクションで訴えてきました。

一通り、彼の訴えをだまって聞いていたら、「もう、本当にこれが最後の一杯だからな!」と最後の力を振り絞ってカフェシェケラートを作ってくれました。お兄さん、いろいろ泣き言を言いながらもそこはプロ!最高のカフェシェケラートを作ってくれました!(腱鞘炎、治ったかな…)

ポスター

それからしばらくして、また違うツアーの時にタッツァ・ドーロへ行ったら、なんとカフェシェケラートが倍の値段3.8ユーロ(多分これくらいだった)になっていました。でもここでしか飲めない絶品アイスコーヒー、倍の値段になろうがそんなことは関係ない!値上げは作る人へのチップだと思えば全然OK!いつものようにカフェシェケラートを注文して、いつものように美味しさの感動に浸りながら、最後の一口まで美味しくいただきました。でもある日、事件が起きました。

いつものようにレジで注文しようと思ったら、あれ??ない??
え~、どういうこと???

なんと、メニューからカフェシェケラートが「消えた」のです。レジの人に聞いても「もう作らないことになった」の一点張り。あまりのショックに何も注文せず店を後にしました。ショックすぎてトボトボと街を歩いていると、ローマで人気のバールの前を通りがかりました。

そうだ、今まで他の店のカフェシェケラートを飲んだことがなかったなぁ…ここにもあるのかな?と気持ちを切り替えてお店に入りました。幸い、カフェシェケラートがあったので注文。
レシートをカウンターへ持っていくと早速シェーカー登場!

これこれ!うんうん!
エスプレッソ、砂糖、氷を投入!
でも…

その後に衝撃の光景が…
なんと、シェーカーをフリフリしたのは店員さんではなく「シェーカーマシーン」だったのです!

そんなマシーンがあることすら知らなかった私には、すごい衝撃でした。店員さんがシャカシャカしながら音を聞いて、そろそろかな~というベストタイミングで出してくれるカフェシェケラートをマシーンがするなんて…

氷の溶け具合とか関係なし。設定された時間だけフリフリして終了するマシーン。
タッツァ・ドーロと同じようなカクテルグラスで出されたカフェシェケラート。

見た目はどちらも似ているけれど、味は全然違うものでした。
あぁ、あの感動はもう2度と味わえないのか…

そう思うと、マシーンのカフェシェケラートが味気ないものに感じてしまい、またトボトボと店を後にしました。

やっぱり人が作るのとマシーンが作るのでは味が違います。飲んだ人が「美味しい!」と嬉しそうな顔をするのを想像しながら作ってくれるカフェシェケラートには、作り手の気持ちが入ります。
シェーカーと会話しながら美味しく仕上げるカフェシェケラート。

次はお店にシェーカーマシーンを置いていないのを確認してから注文しよう…
こうしてタッツァ・ドーロのカフェシェケラートは「幻のアイスコーヒー」になってしまいました…

グラニータも有名

この記事を書くのにネットで色々調べたら、探せば日本でもカフェシェケラートを飲むことができるようです。もしみなさんのお近くにそのようなお店があるならば、ぜひ飲んでみて下さい。

長々とカフェシェケラートについて語ってきたのですが、実はタッツァ・ドーロで夏に有名なものはカフェシェケラートではなく「グラニータ」です。ガイドブックにも写真付きで載っているので、こちらを求めてお店を訪れる人のほうが多いです。

グラニータは「イタリア版かき氷」のことです。またイタリア版??という感じですが…
グラニータの語源は、イタリア語で粒状にするという意味のGranire(グラニーレ)だと言われています。
名前の通り、氷を粒状にしたかき氷で、シャーベットよりは氷が大きく(ザラザラ、ジャリジャリ、した感じ)日本のかき氷のように氷にシロップをかけるのではなく、果汁やコーヒーなど味がついたものを凍らせてから砕いて作るかき氷です。氷の粒の大きさはお店により異なります。

タッツァ・ドーロのグラニータは、コーヒー専門店なのでエスプレッソのかき氷が出てきます。カップの底にコーヒーのかき氷、その上に生クリーム、またその上にコーヒーのかき氷と生クリームをコーヒーのかき氷でサンドした3層構造で、透明のカップに入って出てきます。

多分、コーヒーのかき氷にはほとんど砂糖が入っていないと思います。生クリームの甘さと氷の苦さをミックスするとちょうどいい味になるという計算だと思いますが…
コーヒーが苦手な私は、ひとりで1カップ食べきることができません。なのでお客様には、2人組だったら、ひとりはカフェシェケラート、もうひとりはグラニータを注文して、半分ずつ食べると良いですよ!と案内していました。

もしイタリアへ行く機会があったら、ぜひ立ち寄ってコーヒーを飲んできて下さい!
パンテオンのそばにあります。
タッツァドーロ googlemap

イタリアへ行かなくなり、コーヒーを飲むことがほとんどなくなりました。でも、もしまたイタリアへ行くことがあったら、カフェシェケラートもジェラートもグラニータも食べたいです!そんな日が来ることを楽しみに、今は仕事と趣味をがんばっています。

エスプレッソ

初めてカフェシェケラートと出会ったのは新人海外添乗員だった頃、あの頃はスマホなどなく、その場で何かを調べることができない時代でした。でも調べられないからこそ、初めて見たときの感動は大きく、ある意味「贅沢な感動」だったのかもしれません…。

またどこかで「贅沢な感動」に出会ったら、紹介したいと思います。
毎日猛暑続きですが、夏バテしないようにしっかり水分補給をして、ムリせず体を休めながら暑さ対策をしてくださいね!今しばらくは仕事で作成している動画作りで忙しいので、旅の思い出を絵にしたら、また紹介したいと思います!
(^^)

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