みなさん、こんにちは！
アオテアロアです！
新年度が始まり、バタバタと毎日が過ぎて行き、気が付けばもうすぐGWです。
GWはどこかへおでかけされますか？
現在、中の島美術館でモネ展が開催されています。
（2024年5月6日まで）
中の島美術館HPへ
GWの予定が決まっていないという方、混雑しているかもしれませんがモネ展、おススメです。
フランスへ行っていた時、ジヴェルニーにあるモネの庭園をよく訪れました。
もし、フランスへ旅行されてモネの庭園へ行く予定のある方、観光のポイントをお伝えしたいと思います。見どころはもちろん、モネが丹精込めて作り上げた庭園です。
庭園は大きく2か所に分かれていて、睡蓮の池と太鼓橋のある庭園と、家の前に広がる庭園です。
もし、家の中を見学したい場合は、庭園より先に家に並びます。なぜなら、めちゃくちゃ混むからです。お庭で写真を撮った後に家に入る列に並んだら集合時間に間に合うかどうかわかりません。もちろんトイレも並んでいるし、ショップも混んでいます。
混んでいる状況を考えると、家の中を見学したい方は最初に家に入る列に並ぶことをお勧めします。私は添乗員の仕事で行っていたので、滞在時間が限られていました。よくお客様が「家の見学は混んでいるから後で並ぼう」と言われますが、後から後からどんどん団体グループや個人客が到着するので、結局列が長くなることはあっても、短くなることはありません。
家の中は実際にモネが絵を描いていた部屋やキッチン、寝室などを見て回ることができます。たくさんの日本画（浮世絵）も飾られています。でも庭園にお花がたくさん咲いているきれいな時期に訪れるなら、家よりお庭を楽しむことをお勧めします。
ところで、みなさんはモネ展に行くべき理由、なんだかわかりますか？
ご存じの通り、モネはたくさんの「連作」を描いています。同じ場所で同じ風景を何枚も何枚も描いています。なぜ同じ場所で同じ絵を？？
それは、たとえ同じ場所であっても天気や時間、季節の移り変わりなど、いろんな要素が絡み合ってその瞬間の光景を作り出しているのだから、同じ場所で同じものを見ていても「同じ風景」ではないというのが印象派の考え方です。
だから同じ場所で何枚も、その時に感じた光や空気を絵に描いているのです。
モネがその時に感じたものをそのままキャンパスに描きこんでいるので、連作を並べて眺めると、光や空気、季節の違いを感じ取ることができます。しかしモネの絵はバラバラに違う場所に所蔵されているものが多く、連作とはわかっていても、なかなか並べて眺める機会がありません。だから、一か所で一気にモネの作品を見られるモネ展に行く価値があるのです。
久しぶりにモネの絵を眺めて感じたこと。
色が明るく柔らかく優しいなと感じました。
なんとなく？よく目に留まったのが、淡いミントグリーンと淡いサーモンピンク、もしくはオレンジ色の組み合わせ。この2色の組み合わせがモネは好きだったのかなぁと思ったりしました。
私も最近、絵を描くようになり、好きな色の組み合わせというのがわかってきました。基本的に赤やピンクが好きなのですが、いろんな色を使うなら、黄緑、オレンジ、紫の組み合わせが好きです。
抽象画を描く練習も始めたので、いろいろ描いています。個人的には抽象画ってよくわからない絵だという印象が強いのですが、描いてみて少しわかったことがあります。意味を持たせなくてもいいから、自分が「きれい！」と思える色を紙の上にのせる…これが抽象画の基本なのかなと。
そして気に入らないところを見つけたら、なぜ気に入らないのかを考える。
じゃあどうやったら気に入るようになるかを考える。
思いついたら、修正・加筆していく。
考え方はいたってシンプルなのですが…
気に入らないことはわかるけども、じゃあどうやったら好きな絵になるのか？がわからない。
好きな色を選ぶのだけなら簡単ですが、描き上げた絵を修正・加筆することはとても難しく、今だ悪戦苦闘しています。
アートを日常生活に取り入れるようになってから、今まで当たり前すぎたり、忙しくて目に留まらなかった風景が見えてくるようになりました。
みなさんもぜひ、アートな感性を日常に取り入れてみてください。移り変わる季節や自然に癒されたり気づかされることがたくさんあると思います。それを感じ取れる感性を持っているなら、それは本当にラッキーなことです！ラッキーなみなさんが楽しい毎日を過ごせますように！
(^^)
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