「天から降ってきた宝石箱」ヴィ―ス教会【後編】

ヴィ―ス教会 ドイツ

まさか自分が?詐欺未遂?

みなさん、こんにちは!アオテアロアです!

突然ですが、先日、詐欺にあいそうになりました…まさか自分が?でしたが、とりあえずは未遂で終わり被害はないと思います(多分)

NTTファイナンスから「ご利用料金の確認が取れておりません。本日中に06-6155-4742にご連絡ください」というSMSが送られてきました。(ちなみにSMSの差出人はY9TAU9G1AK)

料金の引き落としなど問題はないはずなのに??と思いながら電話をかけると、呼出音は鳴るものの誰も出ず。しばらくしてからフリーダイヤル0120-25-0819から折り返しかかってきました。

「さっき折り返し電話いただいたものですが」…?なぜ社名を名乗らない??
「電話かけられましたよね?」「はい」
「メールで送らせていただいた件でしたか?」「はい」
「では念のため、ご本人様確認のためお名前と生年月日をお願いします」


そっちが折り返し私にかけてきてるのに、改めて私の身元確認?と何か違和感を感じつつも、9月に行った電話のアルバイトで「詐欺」に間違えられ暴言をはかれて傷ついた経験から、頭から詐欺扱いしてはいけないと思い、変だなと思いつつも名前と生年月日を答えてしまいました…

すると「一年前にバニラというサイトと契約されているのに料金が支払われておりません。1年分の未払い合計金額は99,800円です」「はぁ~!!!」この時点でおかしいと確信しました!なぜなら私の携帯はガラケーで通話専用、サイトにつないだことがないのです!

「そんな契約、絶対にしていません!」と言うと「こちらで調べたら結果、間違いなく契約されています。それとも絶対に契約していないと証明できるんですか!」と強い口調で凄んできました。

「証明も何もガラケーでサイトにつないでないのに、そんなこと絶対あるはずがないです」というと「ガラケーでもサイトにつなげられるから、契約していないという証明になりませんあなたには未払い金を支払う義務があります」ふざけるなぁ~!です。

「docomoさんの方でちゃんと調べればわかるはずですよね?なんで一年前のことを今頃言うんですか?おかしいでしょ?今からドコモショップに行きます!」と言うと「こちらはdocomoではありませんよ、どちらとお話されているんですか?」

絶対に詐欺師だ!「docomoじゃなかったらどちら様ですか?」私の質問には答えず「今月中にバニラのサイトの未払い料金を口座から引き落としますから」と強気の姿勢を崩さない。

「こんな詐欺電話にこれ以上、付き合えません、今すぐ警察へ行きます、この番号も報告します!」と言って電話を切りました。

電話を切った後、たまたま接触事故の現場検証をしていた警察官を見つけたのでこの話をすると「それは詐欺ですよ、住所や口座番号など教えましたか?」「いえ、名前と生年月日だけ…」「それだけならお金を引き落としたりできないから大丈夫です。今後は電話をかける前に不審な電話番号か調べたり、会社のHPなどで確認された方がいいですよ」

それでも不安がぬぐい切れず、docomoショップへ行って確認してもらったら、やっぱりバニラというサイトとの契約はなく詐欺だと判明。

対応してくれたスタッフのお兄さんがとても親切で、お兄さんの笑顔にほっとして「これって電話番号を変えた方がいいですか?」と聞くと「そうですね…こういうのが続くようなら変えた方がいいですね、どうせならスマートフォンにされたらどうですか?」

この言葉を聞いた時…
この詐欺事件はひょっとしてガラケーをスマートフォンに機種変更させるための誘導作戦だったのでは~~~!(◎_◎;)詐欺の直後だったので人間不信

詐欺の番号を着信拒否したいけど設定の仕方がよくわからないというと、親切なお兄さんは私のためにわざわざ着信拒否登録をしてくれました!疑ってごめんなさい…

でも何だか気持ち悪いので、電話番号を変更しようか検討中…

警察官のアドバイスを思い出し、NTTファイナンスのHPを見たら、なんと、ここに書いたのとまったく同じ詐欺が横行していると載っていました(T_T)

みなさんが詐欺にあわないように情報共有しようと思い、今回の詐欺未遂事件を書かせて頂きました。みなさんも詐欺には十分ご注意ください!

NTTファイナンス詐欺警告情報ここをクリック

気持ちを切り替えて【前編】の続きに入りたいと思います!

一歩教会の中に入ると、そこは…

青く澄んだ空、どこまでも広がる緑の牧草、ヴィ―ス教会のクリーム色の壁と茶色い屋根、遠くにはバイエルンアルプス…これだけでも十分、素朴で美しい風景です。

でもこの教会の素晴らしさは教会の「中」にあります。
一歩、中へ足を踏み込むと…

そこには外観の素朴さからは全く想像ができない「天国の華やかさを散りばめた」ような、息をのむ美しい空間が!!

初めて訪れた人なら、誰もが思わず「うわぁ~!」と感嘆の声をあげてしまいます。一瞬、ここが教会であることを忘れてしまうほどです!
「こんな美しい教会、見たことがない!」それが私の第一印象です!

余分な解説なんて要らない、本当に素晴らしいものは、ただただ全身で、自分の感性でそのメッセージを感じ取るのが一番!ですが、しかし、ここは美術館でも宮殿でもなく、れっきとした「教会」です…

その美しい装飾は、ただ美しいだけではなく、いろんな宗教的な意味合いが込められています。それはヴィ―ス教会だけでなく、すべての教会に共通するものです。

昔は字を読めるのは教育を受けるだけの経済力がある裕福な階級の人たちだけで、その他大勢の庶民はその生涯を労働に費やし、まともな教育を受けることができませんでした。

特に中世の時代では、字が読めない人たちに聖書を教えるため、教会内部の絵や装飾、ステンドグラスなどに聖書の物語を再現し、それらを使って視覚的に聖書を教えました。


※ガイドブックより、説教壇天蓋部分

時は流れ人々の生活水準が上がってくると聖書の教えだけではなく、そこに芸術性も加わり教会をより「神聖な場所」に近づけようと美しい空間を創り出すようになり、芸術性が高く美しく優雅な教会がたくさん誕生しました。

いつの時代も、教会を建てる時に活躍したのが建築家や画家、彫刻家たちです。考えてみてください…

誰もキリストにも聖母マリアにも天使にも聖人にも会ったことがないし、天国や地獄もみたことがありません。それなのに芸術家たちは、作品を見た人たちが全てを忘れて見入ってしまうような「美しく神聖な宗教の世界」を表現します。この「想像力、感性、才能」って素晴らしいと思いませんか!

見る人すべてを感動させる本物の芸術…


※ガイドブックより

兄ヨハンが描いた素晴らしい「空の世界」、その絵をより美しく見せる弟ドミニクスの天才的な建築センス!そして細かなところにまで施されたロココ装飾のひとつひとつに込められた彫刻家の匠の技…

宗教と芸術は共に発展してきました。イスラム教のモスクも仏教の寺院も同じように、芸術的感性で宗教の世界が表現されています。

見事な天井画「天から降ってきた宝石」

教会にはいると、目に入ってくるのは明るく優雅で美しい空間です。白を基調とした壁や柱には、天井に向かうほどに細かくて繊細で美しいロココ装飾が施され、天井には包み込むような優しい空の世界が描かれています。

大きな窓からは明るい光が差し込み、教会内の「白い空間」をさらに白く際立たせます。明り取りの窓をたくさん作るために、ドミニクスは天井には石を使わず軽い木材を使用し、ドーム型ではなく平らな天井を造りました。天井を軽くすることで建物の壁にかかる重さを大幅に軽減し、できる限り壁を薄くして窓をたくさん作りました。

曲線を取り入れた窓

平らな天井は、兄のヨハンのだまし絵効果で、本物の丸いドーム型の天井に見えます。この天井画が本当に素晴らしい!ふわっと浮かぶような優しい色使い、愛がにじみ出る幻想的な空の世界、まさに「天から降ってきた宝石」です!

空の世界の真ん中にかかっている虹は、神と人間が結んだ和解と契約を表し、ノアの大洪水の日から世界の終わりまでを結んでいます。その真ん中に腰かけているのが復活したキリストです。光輝く十字架はキリストから人々に向けられた愛を象徴し、雲に乗っているのは天使や聖人たちです。

「空から降ってきた宝石箱」ヨハンの天井画

大きな玉座は「最後の審判」を表しています。すべての人たちは「最後の審判」で公正に裁かれます。生前、良い行いをした者は天国へ、悪い行いをした者は地獄へ行くと言われています。椅子の左右にいる天使が持っている本は「生命の書」と「歴史の書」です。でも最後の審判の日はまだなので、玉座は空席で描かれています。

大きな扉は天国への門です。右側で倒れこんでいるのは時の神クロノス、人の寿命と残された時間が少ないことを表し、左の天使は神の裁きはもうすぐだ!と告げ、神の言葉が書かれた本を手にしています。

真っ白な2本柱の上部にある美しい巻き模様装飾の額の中に、黄色地に浮かび上がるように天使が描かれています。この2本柱セットは全部で8つあり、それぞれの天使は聖書に書かれた「8つの幸せ」を表しています。

2本柱
※ヴィ―スのガイドブックより

登場人物や持っているもの、表現される色や身に付けているもの、絵のひとつひとつに意味があり、そのほとんどが聖書に書かれていることです。もっと詳しい解説を知りたい方は、聖書を読んでみて下さい!

ここに書いた解説は、いろんなガイドブックなどに書かれている一般的な解説を書きました。みなさんは、どのように解釈されましたか?

聖書や宗教とは別に個人的な感性で見て、この絵の中で私が気に入っているところが2カ所あります。どこだと思いますか?答えは最後に!

いよいよメインの祭壇へ!

さらに奥へ進むと、視線が自然と中央祭壇に向かいます。祭壇に入る手前の左右の2本柱に大きな装飾がされています。右の2本柱の真ん中にあるシンプルな装飾は「修道院長席」です。ヴィ―ス教会はシュタインガーデン付属の巡礼教会なので、シュタインガーデン修道院長専用の席が作られています。

左の2本柱の真ん中にある立派な天蓋付きの装飾は説教壇です。昔は聖職者がこの説教壇から人々に神の教えを説きました。説教壇の3面に施された浮き彫り彫刻は、十字架=信仰、錨=希望、燃える心臓=愛を表しています。

壁や柱に美しく飾られている浮き彫り彫刻は、石の彫刻のように見えますが、実は「スタッコ(化粧漆喰)」と呼ばれる技法で作られた彫刻です。石灰に大理石の粉や粘土などを混ぜて練ったもので、スタッコ装飾をふんだんに使うことで壁や柱、天井画が自然に一体化してひとつの空間を創り出しています。

祭壇に近づくと、青と赤の美しい大理石の柱が並んでいますが…「ニセモノ」です。これもスタッコを塗って大理石の模様を施して本物そっくりに仕上げています。青い柱は天からの恵みを、赤い柱はキリストの血(犠牲)を表しています。

ヴィ―ス教会の柱

大理石風の柱

そしてその一番奥の祭壇に、かの有名な奇跡を起こした「鎖に縛られた鞭打たれるキリスト像」が祀られています。祭壇の目の前まで行くことができないので、よく見たい方はカメラズーム機能かオペラグラスで見てください!

キリスト像

それではお待ちかねのキリスト像の写真を…驚かないでください!
こちらが「鎖につながれた鞭打たれるキリスト像」です!

キリスト像
※ヴィ―スのガイドブックより

教会に入ってから天国にいるような優しく美しい空間に包まれて夢見心地になったところに、この強烈なインパクトのキリスト像を見ると思わず「うわぁ!!」と、また別の「驚きの声」をあげてしまいます(笑)

この写真のキリスト像は白い布を腰に巻いていますが、300年前はこれに赤い染みを付け、まるで本物の血のように見せたので、みんなとても怖がったそうです…

目を見開いた表情はかたく、体のあちこちから血を流して、なかなかリアルなキリスト像です…このキリスト像が涙を流したと言えば、誰でも拝みたくなります。キリスト像の祭壇の上に飾られている絵にはキリストの家族が描かれ、ペリカンと羊の彫刻は犠牲になったキリストを表しています。

祭壇全体

このキリスト像が約300年前に起こした「涙の奇跡」が多くの人たちを巻き込んで、結果的に美しいヴィース教会が建ちました。それが今でも存続していること自体が奇跡です!

小さな教会ですがじっくり細部を見ていくと、美しい宗教芸術の世界に入り込んでしまいます。

最後に「涙の奇跡」を起こしたキリスト像にお礼とお祈りを捧げ、ゆっくり出口に向かうと、扉の上には美しいロココ装飾が施されたパイプオルガンが目に入ります。

入口の上にあるパイプオルガン

1757年に制作されたパイプオルガンですが途中何度も修復され、現在ある約3000本のパイプのうち、475本が1757年当時のパイプだそうです。運が良ければパイプオルガンが響くヴィ―ス教会に出会えるかもしれません。

今はまだ閉ざされている「天国への扉」の下にある「現実への扉」をくぐる前に…


※ガイドブックより

パイプオルガンの下の天井を見てください。そこには「ドミニクス・ツィンマーマン、ランズベルクの建築家」と書かれています。

空から降ってきた「宝石箱」ヴィ―ス教会

こうして文章にして書く方が、ゆっくり見学した気分になるのは気のせいでしょうか?

ここに書ききれない解説がまだありますが、実物を見ながらでないと実感できないかなと思い割愛しました。

19世紀にドイツで起こった宗教の世俗化の影響で、1803年、シュタインガーデン修道院は解体され、その財産は没収されて競売にかけられました。

宗教の世俗化とは、時代と共に新しい思想が広まり、それまで信じられていた宗教的教義の説得力が失われていくことで、この時代に「教会財産の国有化、接収」が行われ、ヴィ―ス教会も中にあるものを売った後、取り壊されることになりました。


※教会近くの風景

この危機に立ちあがったのが教会関係者や信者さんたちで、何としてでもヴィ―ス教会だけは守ろうと、今でいうクラウドファンディングのような団体を作り、州に取り壊し撤回の嘆願書を提出し、みんなで必死に寄付を集めて教会ごと全部買い取り、何とか無事にヴィ―ス教会を救うことができました

この救いの手がなければ、ヴィ―ス教会は現在まで存続していなかったでしょう…

最近、似たような話を聞きませんでしたか?
前回のシュトゥルムの記事の最後に紹介した、リトアニアのカウナスという町にある「杉原記念館」のお話です。


※杉原記念館 執務室

存続の危機に陥った「杉原記念館」を守ろうと、旅行社や添乗員さんたちがクラウドファンディングを立ち上げ、存続のために必死に寄付を集めているという話です。もう寄付の受付は終了しましたが、無事に目標金額を達成することができました!!

同じ旅行業界で働く者として、寄付して下さった方々に心より感謝します!本当にありがとうございました!日本人にとって「大切な場所」が守られたこと、誇りに思います。


※杉原記念館

きっと「杉原記念館」もヴィース教会のように、たくさんの人たちの思いを後世の人たちに伝えてくれることでしょう…

最後になりましたので、天井画の好きなところ2カ所を発表!

①虹に腰かけたキリスト

虹

虹に腰かけたキリスト

今までたくさんのキリストの絵を見てきましたが、虹に腰かけたキリストは初めて見ました!虹は平らな天井を丸く見せる効果もあると思いますが、その虹になぜキリストを座らせたのか?普通なら、天使が抱えている輝く十字架の場所にキリストを描くと思います。

この誰も思いつかないキリストと虹の構図を考えたヨハンに「光る才能」を見た気がします。

②天国の扉

キリスト教では「天」という言葉にはいくつか意味があります。
①鳥が飛び雲が浮かぶ天=大空(現実世界)
②星がある天=宇宙(霊界)
③神様が住んでいる天=パラダイス(神の世界)

あの扉は③のパラダイスへ行く扉です。「天国の扉」を見て何かに似てると思いませんか?
そうです!ドラえもんの「どこでもドア」です!
空の世界にドンと置かれた扉は「どこでもドア」の豪華バージョン、場所だけでなく時空も超えられる扉です!300年も前にすでに考えられていたんですね!

現在のヴィ―ス教会は1985年~1991年にかけて修復されたもので、建設当時の姿を忠実に再現しています。1983年にユネスコの世界文化遺産に登録されました。

ヴィ―ス教会はよく「天から降ってきた宝石」と言われますが、私の中では「宗教の世界」「優美な芸術」「天から降ってきた宝石」「奇跡の涙」が詰まった小さな「宝石箱」です。


※ガイドブックより

ひょっとしたら、この「宝石箱」が天から降ってくるために「鎖につながれた鞭打たれるキリスト像」が作られたのかもしれません…

ヴィ―ス教会を建てようと決意した修道院長ガスナ―は教会の建設が始まった年に亡くなり、その遺志を継いだのが新しい修道院長マリアヌス2世マイヤーでした。彼はヴィ―ス教会のことをこう表現しています。「この場所は幸運が宿り、ここに魂は安らぐ…

海外旅行が再開したら、ぜひヴィ―ス教会を訪れてみて下さい!きっと感動すると思います。

最後のおまけ…

この記事を書くにあたり、他のドイツロココ様式の教会をいろいろ調べてみました。
ドミニクスの建築はいくつかあるのですが、有名なものを2つ載せました。
他の建築家(誰の建築かよくわからないのもありますが…)のもいくつか…

どれも美しい教会ばかりですが、他の教会を見て気付いたことがあります。
それは「引き算の美学」です!

ヴィ―ス教会は、もっと華美に装飾しようと思えばできたのに、あえてしなかったドミニクス。この「引き算」効果が神業だと感動しました!


※ガイドブックより

華美な装飾から引き算をすることで、装飾に気を取られず「心が無になれるゆとり」をあえて残したのです!人によっては、それが物足りなく見えるかもしれませんが…

心静かに神様へお祈りをしたい人にとっては、過剰で華美な装飾は不要であり、キリスト像が祀られている祭壇と天井画の天の空が「神様の世界をイメージ」できればそれで十分なのです。

芸術には正解&不正解というのはありません。見る人がその人の感性で感じるものです。ここに書いたいろんな話は、私が感じたことを書きました。みなさんが私と同じように感じるかどうかはわかりません。

自分の感性がどう感じるか知りたい!という方は、ぜひ現地で教会巡りをしてみて下さい(^^)

<ドミニクス・ツィンマーマンの建築>
シュタインハウゼンの巡礼教会
ギュンツブルクのフラウエン教会

<他の建築家によるドイツロココ様式>
ロッテンブーフ修道院
※ここはヴィース教会から車で15-20分の場所にあります。写真を見て「行ってみたい!」と思いました…


※ガイドブックより

フュルステンフェルトブルック修道院
ビルナウの巡礼教会
オットーボイレン修道院
エッタールの修道院

インスタグラムにも海外の写真をたくさんアップしています。
良かったらぜひ、見てください!

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ヴィ―ス教会の【前編】をまだ読んでいない方はこちらからどうぞ!

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コメント

  1. pocoapoco より:

    詐欺未遂のシェアをありがとうございます。ショックでしたが、SNS経由で
    多く起こっているのですね。対応して下さった警察官や携帯ショップの方が
    いい方でよかったですね。改めて怖い世の中になったものです。
    あらゆる年代の人が気をつけなければいけなくなりましたね。

    ヴィース教会は天国のようにきれいですね。
    たくさんの美しい写真をありがとうございます。
    キリスト教徒でなくても、感動しちゃいます。

    • aotearoa aotearoa より:

      本当に自分でもビックリしました。1年前にどんなサイトを見たかなんて覚えてないですよね?
      そして考える時間を与えずに巧みな話術で支払わなければならないと思わせる…

      関係ないかもしれませんが2-3日前に事故の夢を見たんです。
      大型バスが私に向かって突っ込んできたんです。
      逃げることもできず、固まってしまった私の前に突然「1本の棒」が現れて、バスはその棒にぶつかって大破しストップ。危ういところを無傷で命拾いしました…
      その夢の意味が分からなかったけど、この事だったのかもしれません…
      夢のメッセージや第6感ををもっと大事にしないといけないですね。

      ヴィ―ス教会、改めて見ると本当に素晴らしいです!
      「引き算の美学」に気が付いた時、建築家ドミニクスが死ぬまでヴィ―ス教会の側にいた気持ちがわかりました。
      彼が若い時に建てた他の教会の方が華やかで美しいのですが、晩年になってから建てたヴィ―ス教会には「人生で悟ったもの全て」を表現しきれたのだと思います。

      天国の絵もいろいろと調べたんですが、その時にシスティーナ礼拝堂のミケランジェロの最後の審判も見返しました。
      第一印象「密すぎる~!」コロナがなければそんな印象は持たなかっただろうに(笑)
      この記事を書いている間は、ずっとヨーロッパの宗教芸術の世界を旅できたので楽しかったです(^^)

  2. RUMI より:

    後編も楽しく拝読致しました。確かに装飾からの引き算が素晴らしいですね。他の教会にも行きたいです。
    詐欺事件、、気をつけます

    • aotearoa aotearoa より:

      詐欺ってすぐに気付かないのが詐欺なんですね…
      スリにあってもすぐに気付かないのと同じ…情報共有は大事です!
      他の教会に行くようなツアーがあるといいなと思いました。
      ヴィ―ス教会から車で15-20分の修道院なら行けそうだけど、日本人には知名度がないからやっぱり無理かな…