天空の神秘!一生に一度は観てみたい!最高のオーロラに出会う旅!【前編】

オーロラ カナダ

2021年の1月にした事…

みなさん、こんにちは!アオテアロアです!

長い間、家で静かに過ごしていたら、気が付けばもう1月も終わり
一か月が経つの…早すぎます!(>_<)

この一か月、何をしていたのか、思い出そうとしても思い出せない…
何をしていたのかよく覚えていない時間の過ごし方、よくないですよね…

でも、少し思い出しました!今月は何冊か本を読みました。
その中に、役に立つなと思った本がありました。

時間を有効に使うための「自分の時間」、これは約100年前に有名なイギリス人作家アーノルド・ベネットが書いた本ですが、現代にも通じるものがあります。時間についての表現で斬新だなと思った言葉が「朝起きたらまっさらな24時間が財布に入っている」です。この24時間を有効に使うためのヒントが書かれています。

ムダに過ごす時間のひとつに、気が付いたら「ネットをしている」というのがあります。これについてスウェーデンの精神科医アンダース・ハンセンが「スマホ脳」という本に、どうしてスマホをしてしまうのか?難しい脳の仕組みを分かりやすく解説しています。

スマホ脳と同じ著者の本で「一流の頭脳」という本に、脳の機能回復、うつ病、脳の老化、ボケ防止には「運動」するのが一番効果的だ!と書いてあり、これを読んで以来、ほとんど毎日、さぼらずに(笑)歩いています!

驚くことに、どちらの本にも共通して書かれていることが二点ありました。

「脳はコントロールできる」
「習慣を変える」

多くの人が「脳が人間をコントロール」しているように思っていますが、実はそうではなく、訓練すれば「人間が脳をコントロール」できるようになるとのこと。

まず手始めに、脳を手なずける訓練が「何か一つのことだけを考える=瞑想する」です。

脳を落ち着かせて自由にコントロールできるようになったら、悪い習慣をやめて、良い習慣を少しずつ取り入れ、最終的に自分の望むライフスタイルにする…のが目標です。

私もここまでもっていけるように頑張りたいです!

オーロラを観るのは難しい?

今年一番目の記事に何を書こうかなと思い、オーロラについて書こう!と思いました。

みなさんは、オーロラをみたことがありますか?

私は仕事でオーロラ観賞のためにフィンランドとアイスランドへ行きましたが、どちらも天候が悪く観ることができませんでした。

初めてオーロラを観に行ったのは確か10年ほど前…フィンランドへ行きました。この時は気合を入れてマイナス40℃にも耐えられる極寒用防寒ブーツを買って行ったのですが、天候が悪くて観られず(T_T)

フィンランドへ行った翌年、アイスランドへ行きました。アイスランドでは有名なブルーラグーンの温泉へも行かず、美しい風景と天空のオーロラをメインにした撮影ツアーで行ったのですが、この時も悪天候で観られず(T_T)

ちなみにフィンランドはマイナス40℃もないのに「寒さ」が怖いのと、他にも極寒の国へ行く機会があるかもしれないと思い、ちょっと高かったけど極寒用防寒ブーツを買いました。

今では、いろんなオーロラの思い出が染み込んだ、捨てるに捨てられない、保管に場所を取るだけの巨大ブーツになってしまいました…

なぜ、私はこんなにオーロラと縁がないのか??
この調子でいくと一生オーロラを観られないかもしれない…
でも死ぬまでに一度は観てみたい、次は三度目の正直…

ということで、三度目の正直は仕事ではなく、プライベートでオーロラを観に行くことにしました。

仕事でオーロラを観られなくてガッカリしても、その時の運次第だと割り切れたけど、実際自分で行くとなると「100%の確率で観たい」という強烈な気持ちがわいてきて、決心した日からひたすら「100%の確率」の場所を探しました。

まずはどこでオーロラが観られるのか、その確率、よく見られる場所とそうでない場所の違い、これ以上ないくらい調べました。そしていろんなデータを総合して導き出した場所が…カナダのイエローナイフです。

旅をする前から「旅行」は始まっています。

どこへ行くか必死で探す…
実はこれ「旅行の最大のポイント」だと思います。
ここで選んだものが、その後の出会いや感動に結び付きます。

旅先を選ぶ基準は「今一番行きたい場所」へ行く!
「死ぬまでに行ってみたい国」を選ぶ!です。

どうしてもオーロラを観てみたいという強い思いが引き当てた「イエローナイフ」
結果は後ほど…といっても写真を見ればわかりますよね!(^^)

旅の準備

「絶対にオーロラを観るぞ!」がテーマのこの旅は、友人と二人で行きました。
彼女も私と同じく、オーロラを観たことがありませんでした。

お互いの休みが調整できたのが、ちょうど8年前の今頃、2013年の1月終わりから2月にかけての7日間(だったと思います)、私たちはイエローナイフにオーロラ人生を賭けました!

休みが決まると飛行機の手配。この時は成田まで行き、エアーカナダでカルガリーまで飛び、そこから国内線に乗り換えてイエローナイフを目指しました。

※カルガリー空港 雪が積もっていました!

宿泊はホテルではなく、アパートメント。オーロラを観に行く以外の時間を、ホテルの部屋だけで過ごすのは退屈過ぎるのと、オーロラ以外の時間を充実させるためには、自由にくつろいで料理もできるアパートメントの方がいいね!と、意見が一致。

早速、ネットでアパートメントと飛行機のチケットを予約、無事に完了!

※ここに滞在しました!

次はオーロラツアーの予約です。一般的にイエローナイフではオーロラを観るための施設「オーロラビレッジ」でオーロラ観賞をするのですが、他にもないかなと調べてヒットしたのが「オーロラハンター」でした。

オーロラハンター???

私たちのスケジュールでは、オーロラチャンスが5回ありました。

最初はこの5回のうち4回はオーロラハンターにして、1回はオーロラビレッジにしようかと思ったのですが、結局5回ともオーロラハンターのツアーに申し込みました。

理由は、その「独特な」オーロラ鑑賞法に惹かれたからです。

オーロラが観られる条件とは?

みなさん、オーロラが観られる条件ってご存知ですか?

いくつかありますが大事な条件は…

①オーロラが現れるオーロラベルトの場所へ行く
②晴天率が高い
③明かりが少ない暗い場所
④太陽活動が活発である

①オーロラは「オーロラベルト」と呼ばれるドーナツ状のエリアに現れます。だいたい緯度60~70度にあり、北半球ではアイスランド、北欧、カナダ、アラスカなどがあります。南半球では南極大陸を含む海上なので、オーロラ観賞に適した場所がほとんどないです。

数年前にニュージーランド南島のテカポ湖やクィーンズタウンでオーロラが現れたので、オーロラベルト以外の場所で全く見られないという訳ではないですが、これはごく稀な例です。

②晴天率ですが、天気は行ってみないとわかりませんが、ネットで探せば平均データはあります。過去2回の失敗はこの天候不良でした。これから行こうかなという方は、行かれる時期の「晴天率」を優先して探すことをお勧めします。

③町明かりなどがあると、その光でオーロラが見えづらくなります。オーロラを観る施設はだいたい町から少し離れた場所にあります。暗い方がいいという意味では、夜が長い冬の方がいいかもしれません。

④太陽活動で発生する「太陽風」が2~3日かけて地球に到着します。この「太陽風」が地球の大気圏と衝突した時に原子や分子が発光してオーロラが発生します。
近く?に見えるオーロラですが、だいたい地上から80~500kmの場所に現れます。
一度、ヨーロッパからの帰りの飛行機でオーロラを観たことがあります!

いくつか挙げましたが一番大事なのは「晴天率」です。
私たちは晴天率からイエローナイフを導き出しました。

そしてイエローナイフで、私たちのオーロラ観賞の運命を決定づける「オーロラハンター」に出会いました!

オーロラハンターって??

オーロラ観賞は町から離れた施設や灯りの少ない所に張られたテントなどで、暖を取りながらオーロラが出るまで辛抱強く待つ「滞在型」が一般的です。フィンランドもアイスランドも滞在型でした。

最初は雲もなく今日は観られるかなと思っても、急に雲がかかることもあります。
そうなると、雲が消えなければオーロラを観ることができません。

でも雲が消えるのかどうかもわからないし、寝ている間にオーロラが出たらどうしよう…
結局、睡魔と寒さの戦いが一晩中続きます。

でもオーロラハンターは違います!
その名の通り、オーロラを追いかけるのです!

雲が出てきたら、雲がかかっていない場所へ車で移動します!
最初はえぇ~?って思いましたが、この逆転の発想がすごいなと思いました!

オーロラハンターの鑑賞方法はオーロラを追いかける「移動型」だったのです!

HPを初めて見た時、これだって直感でビビッときました!

今までなら雲が出てきた時、雲が晴れるのを待ったり、諦めたりしましたが、オーロラハンターなら雲がないところまで連れて行ってくれます。

これぞ、まさしく私たちが求めていたもの!
「オーロラを追いかける」って、言葉の響きも素敵!

一緒に行く友人とも話し合った結果…

「もしオーロラビレッジを予約した日に雲が出てきたら、きっとオーロラハンターに申し込まなかったことを後悔するよね…だったら5回ともオーロラハンターに賭けてみよう!」

ということで、5夜連続でオーロラハンターと共に、オーロラを追いかけることにしました。

※普通はオーロラチャンス3回で観に来る方が多いようですが、私たちはどうしてもオーロラを観たかったので、5回チャンスで行程を組みました。

オーロラハンターとの出会い

さっそくHPからコンタクトを取り、ツアーを予約しました。

HPには、オーロラ観賞に必要な情報が詳しく書かれていました。
持ち物や服装、撮影についてなど、またメールでの対応もしっかりしていて安心できました。

飛行機、宿泊、ツアーの手配も完璧!
でもひとつだけ、足りないものがありました…
それは、オーロラを撮影するためのカメラです。

スマホで撮れたとしても綺麗に撮れないだろう…
そこで大手の家電量販店へ行きました。

「オーロラを撮影できるカメラを買いたいんですが…」と尋ねると
「…??」という反応。あまりされない質問だったようです。

結局オリンパスのカメラを購入し、オーロラ撮影に必要なものをすべて準備、空き時間に読む本を図書館で借りて、万全の準備で出発しました。

細かい持ち物や防寒対策などは、ここでは割愛させて頂きます…

いよいよ出発の日…仕事ではなくプライベートで海外へ行く解放感
ウキウキが止まらず心も身体も軽すぎて、それだけでもうハイテンション
やっぱり旅行は最高

でも、そんなウキウキがどこかへ吹き飛ばされてしまいそうな現実が…
天候チェックをしたらこの寒さ!

寒さが苦手な私にすれば、オーロラがなければ絶対に行かない寒さです。
この時初めて極寒用防寒ブーツを買っておいて良かったなと心から思えました(笑)

オーロラハンターとの初対面はイエローナイフ空港のターンテーブルでした。

オーロラを追いかけるために極寒の地に住んでいる日本人ってどんな人だろう?と思いましたが、会うと色白のちょっとクールな日本人で年齢は30歳前後?私たちを笑顔で迎えてくれました。

オーロラハンターことヨシさんは数年間、オーロラツアーの会社でガイドとして働き、その会社がなくなった後、オーロラツアーの会社を立ち上げたそうです。

わざわざ遠い日本から来るお客様に、自分の大好きなオーロラを観てもらいたい、そのためにはオーロラが見えるところに移動するのが一番だということで、車でオーロラを追いかける「移動型」のツアーを始めたそうです。

オーロラを愛し、オーロラに魅了され、オーロラ観賞するための会社を立ち上げた、筋金入りのオーロラ好きです!

まずは防寒着をレンタルしアパートメントへ。
今夜の出発時間を告げられて、一旦そこでヨシさんとはお別れしました。
私たちは荷解きをした後、出発の時間まで休憩しました。

※アパートメントの寝室

いよいよ、オーロラ勝負の第一夜!
オーロラを追いかけて、追いつけるのか?

いつものごとく、文章が長くなりましたので…
続きは後編で!(^^)

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コメント

  1. pocoapoco より:

    今までオーロラ見るのはツアーのみで、見えるかどうか、
    運を天にまかせ待つだけのイメージがありました。
    今回、オーロラハンターの話を読んで、すごいと思いました。
    オーロラを待つのではなく追いかけるんですね。
    ヨシさんのオーロラ愛とaotearoaさんの絶対に見たいという強い気持ちが
    コラボしてすごい効果がでましたね。!(^O^)!
    美しいオーロラが見られて本当に良かったです。

    • aotearoa aotearoa より:

      ツアーだと滞在型で、手を合わせてオーロラを待つことしかできませんでしたが…
      この時は違いました!とにかく走る!雲がかかっていない場所までひたすら走る!
      だから施設では観られなかった日も、オーロラハンターとなら観れました!
      ヨシさんからたくさんオーロラの話も聞けて勉強になりました。
      またオーロラを追いかけに行きたいです(^o^)

  2. HASHIMOTO RUMI より:

    オーロラツアー。行きたいです。チャンスがあれば、ノルウェーのノールカップまで行きたい。楽しいブログありがとうございます

    • aotearoa aotearoa より:

      オーロラを観られる場所はいくつもあるので、いろんな場所へ行ってみるのもいいですね!
      オーロラが出る時間を予測できたら、夜の時間も過ごしやすくなるのですが…
      素晴らしいオーロラが観られるといいですね(^^)